
X5650,5670,5675,5680,5690などが使用出来ます。当然売っていないので殻割りして付け替えることになります。ヤフオクでたまに出品されることもありますし、e-Bayなどでも見つけることは出来ます。ちょっと高いですが・・
殻割りリスクもありますが、そのまま載せ替えるとヒートスプレッダーが付いて本来の厚みより厚いのでヒートシンクを付けるときにコネクターカット加工したりネジの締め付け具合とか安定させるまで面倒です。
更に放熱面でも不安があります。デュアルCPUモデルのヒートシンクには巨大な銅板が付いており殻割りして取り付ければX5680やX5690といった高速タイプを使用しても放熱的にも有利ですし余計な加工やネジの締め付けなど問題ありません。シングルタイプや2010以降モデルはそのまま載せ替え出来るが5680や5690は熱対策で不安要素有り。
先ず、ファームウエアーを6Coreモデルを認識させるために4.1から2010年モデルと同じ5.1に書き換えます。
書き換えソフトがあるのでこれを利用して書き換えます。
こちらからですが、メンバー登録してダウンロードします。
orum.netkas.org/index.php/topic,852.0.html
次にお好きなCPUを用意します。画像はX5680.、出来れば同じロットの物がベストです。
5.1にするとメモリーも1333Mhが使用出来るようになります。
必要な工具は万力(僕はスイベルタイプ使用)CPUグリス
両刃カミソリ、使用済みカッターの刃(テンション用)
新品カッターの刃
新品カッターの刃
ラジオペンチ(熱くなったCPUなど掴む)
長めの3㎜六角レンチ
長めの3㎜六角レンチ
Airヒートガン500Wクラス(僕は通販で5000円ぐらいで安いの買いました)
では、MacPro2009デュアルCPUモデルに6CoreのCPUを2個載せ替える手順です。
では、MacPro2009デュアルCPUモデルに6CoreのCPUを2個載せ替える手順です。


上手く切り取れたら角二カ所に使用済み(新品でも良い)カッターの刃を差し込みます。万力にCPUをはさみ、上からちょっと押してカッターの刃に少しテンション掛けておきます。こうするとヒートSpreaderが剥がれたときに持ち上がるので楽です。
火傷しないようにラジオペンチなどでスプレッダーを外します。

最後は両刃のカミソリの刃で除去。コンパウンド等で磨き綺麗にして完成です。
本体の電源コードを抜きます。
MacProのサイドパネルを開けてCPUボードのラッチを押して引っ張り出します。
メモリーを外して六角レンチで対角線上に緩めていきます。外れたらCPUとガードを
外しヒートシンク上のグリス等を綺麗に除去し、新しいCPUを付けてガードも付け
CPUグリスを塗ってヒートシンクを乗せ対角線上に均等に締め付けます。
後はメモリー付けて本体に戻せば完成です!

X5680だとベンチマークも30000越え!
尚、画像は一部使い回しですのでX5680ではない物も含まれますが、作業的には同じです。
HeatSpreaderを剥がすという作業は熱を加えてという不安はありますが、使用されているハンダがわりと低音で溶けるので工具と慎重な作業をすればほぼ大丈夫だと思います。
メモリーは1333のDDR3にしてグラフィックスカードのアップグレード、HDをSSDに変更はより高速化には必須ですね!
尚、上記ベンチはグラフィクカードHD5870でSSDは
Velocity Solo X2 - Mac Edition for MacProを使用しています。
ではご検討をお祈りします!