2015年11月27日金曜日

MacPro2009に6CoreのX56xxCPU載せ替え方法詳細

8月頃書き込んだのですが、X5680を手に入れたので再び公開します。2009はヒートスプレッダーが付いて無いCPUを使っています。ですので載せ替えにもヒートスプレッダーが付いて無いCPUを使います。
X5650,5670,5675,5680,5690などが使用出来ます。当然売っていないので殻割りして付け替えることになります。ヤフオクでたまに出品されることもありますし、e-Bayなどでも見つけることは出来ます。ちょっと高いですが・・
殻割りリスクもありますが、そのまま載せ替えるとヒートスプレッダーが付いて本来の厚みより厚いのでヒートシンクを付けるときにコネクターカット加工したりネジの締め付け具合とか安定させるまで面倒です。
更に放熱面でも不安があります。デュアルCPUモデルのヒートシンクには巨大な銅板が付いており殻割りして取り付ければX5680やX5690といった高速タイプを使用しても放熱的にも有利ですし余計な加工やネジの締め付けなど問題ありません。シングルタイプや2010以降モデルはそのまま載せ替え出来るが5680や5690は熱対策で不安要素有り。
先ず、ファームウエアーを6Coreモデルを認識させるために4.1から2010年モデルと同じ5.1に書き換えます。
書き換えソフトがあるのでこれを利用して書き換えます。
こちらからですが、メンバー登録してダウンロードします。
orum.netkas.org/index.php/topic,852.0.html

5.1に書き換えます。ネットに詳しいやり方等載ってますのでそちらも参考にして下さい。(画像は既にアップした後の物)
次にお好きなCPUを用意します。画像はX5680.、出来れば同じロットの物がベストです。
5.1にするとメモリーも1333Mhが使用出来るようになります。



必要な工具は万力(僕はスイベルタイプ使用)CPUグリス
両刃カミソリ、使用済みカッターの刃(テンション用)
新品カッターの刃
ラジオペンチ(熱くなったCPUなど掴む)
長めの3㎜六角レンチ
Airヒートガン500Wクラス(僕は通販で5000円ぐらいで安いの買いました)

では、MacPro2009デュアルCPUモデルに6CoreのCPUを2個載せ替える手順です。

先ずはCPUのヒートスプッレッダーを外します。最初にCPU廻りのガードを注意して両刃のカミソリの刃で全て切ります。ここは慎重な作業が必要です。殻割り済み画像など参考に切ります。内部のチップ位置など確認しながら慎重に・・!内部のチップは凄く取れやすいので当たらないように細心の注意を払って下さい。この作業がキモになります。充分時間を掛けて完全に切りましょう。これが完全に切れていないとヒートガンで熱しても外れないです。










上手く切り取れたら角二カ所に使用済み(新品でも良い)カッターの刃を差し込みます。万力にCPUをはさみ、上からちょっと押してカッターの刃に少しテンション掛けておきます。こうするとヒートSpreaderが剥がれたときに持ち上がるので楽です。















CPU本体を押し込み気味に挟み込んで片側を万力に引っかけてテンションを掛けています。(もう一方も同じ)










次にヒートガンで熱していきます。僕は500Wで時間はそれ程掛かりませんがポンと浮いてきますので
火傷しないようにラジオペンチなどでスプレッダーを外します。


















剥がれました!
CPUはファン等で冷却!







次にCPUCoreに残っているハンダをカッターの刃で大まかに取り去ります。
Coreを傷つけないように除去。



















最後は両刃のカミソリの刃で除去。コンパウンド等で磨き綺麗にして完成です。















本体の電源コードを抜きます。
MacProのサイドパネルを開けてCPUボードのラッチを押して引っ張り出します。
メモリーを外して六角レンチで対角線上に緩めていきます。外れたらCPUとガードを
外しヒートシンク上のグリス等を綺麗に除去し、新しいCPUを付けてガードも付け
CPUグリスを塗ってヒートシンクを乗せ対角線上に均等に締め付けます。
後はメモリー付けて本体に戻せば完成です!


















電源を入れてポーンと言う起動音が鳴れば安心ですが、一応電源ボタン長押ししてランプがフラッシュ後ピー音と起動音が鳴れば離します。















X5680だとベンチマークも30000越え!
尚、画像は一部使い回しですのでX5680ではない物も含まれますが、作業的には同じです。
HeatSpreaderを剥がすという作業は熱を加えてという不安はありますが、使用されているハンダがわりと低音で溶けるので工具と慎重な作業をすればほぼ大丈夫だと思います。

メモリーは1333のDDR3にしてグラフィックスカードのアップグレード、HDをSSDに変更はより高速化には必須ですね!
尚、上記ベンチはグラフィクカードHD5870でSSDは

Velocity Solo X2 - Mac Edition for MacProを使用しています。


ではご検討をお祈りします!


2015年11月2日月曜日

やはりパナソニック製でもライカはライカ!


ライカ銘のパナソニックレンズ色々買って15㎜・f1.7の単焦点だけ残したけど大きすぎたレンズも含めて写りは圧倒的に素晴らしいものだった。マイクロフォーサーズ規格用に造られたライカレンズは実に美しく風景を切り取ってくれた。結局12-50㎜も25㎜、45㎜マクロも売却したが25㎜は又買ってもいいかな?と思う。現実的に考えると12-32(24-64)と45-175(90-350)で普通は事足りるのだ。でもちょっとワイドな明るい単焦点が欲しいので15㎜(30)を残しているが、実際に撮ってみるとライカレンズは素晴らしいので買い戻しまで考えるのだ。画像を見て貰えば判るがコントラストも素晴らしく色乗り、立体感も抜群の描写!これが定価7万はバーゲンだと思う。現在このレンズを付けっぱなしでカバンに入れているのだが、単焦点なのでズームは無い。だがGM-5にはExテレコンというあまり画質を落とさずに1.4倍と2倍になる機能と画質は落ちるがデジタルズームもあるのでいざというときにはこのどちらかを使えば良い。デジタルズームはトリミング的なものなのだがExテレコンは疑似テレコンバーターレンズなのが面白い。最高画質をワンランク下げて実現しているが1600万画素を持った現代のデジタルカメラなので普通の目では判断できないぐらいの画質で撮れる。テレコンレンズを付ければレンズ性能は少し落ちるので同じような物だと思う。先日350㎜望遠側でカワセミを撮ったがこの時に使えば良かったのだが例によってマニュアルをちゃんと読まないので使えなかった!汗)つまりExテレコン使えば25㎜(50㎜)無くても大丈夫なんですよね。350㎜を400㎜で使えるという事にもなる。まあ、最高画質やらボケ味考えると25㎜は欲しいけどね。iPhone6sプラスのカメラは素晴らしいがミラーレスデジタル一眼+ライカレンズでは勝負にならない。画像は同じく帰りがけに撮った夕景。時間帯は遅いけど解像度が違いすぎる。APS-Cでローパスレス28㎜・f2.8のGRも良かったけどパナソニックGM-5+ライカ15㎜・f1.7はカバンに常駐の小型スナップシューターとしては最高だと思いますね。(キットレンズの夕景も問題無いがレンズが明るいので違う雰囲気だ)

ずっと更新してなかったので・・現在はこうなった。

ドローンを取り巻く環境は特に23区在住者の場合は相変わらず良くは無い。 航空法対象外のU199マビックミニも発売されたが結局飛ばせる場所は23区内は絶望的。旅行にもそれ程行かないし空撮目的で出掛けることも無いのでTinyWhoopに移行して90ミリ以下の機体で遊んでいる。さて、...