ひとつの終り

あるアーティストとの仕事は明日で終わる。今日はファンの皆さんがお別れ会を開いてくれて、寄せ書きやプレゼントまで頂き恐縮の極みです。僕も少しだけでもアーティストとの間で潤滑油的仕事が出来ていたんだなぁと嬉しかったです。我々の仕事は特殊なように思われがちですが、一般の仕事と何も変わりなく人間関係の構築、信頼関係の構築と共に、商品価値を高め、市場調査を行い、新しい企画を立ち上げるなど普通の仕事です。ただ、仕事関係の規模も小さいのと、有名人との接点も多く特殊に見られがちなのも事実です。扱っている商品も唯の人間では無く、才能で食べて行くしかない特殊な人達なので細心の注意は必要です。先輩のプロダクション社長から、いい加減な気持ちでマネージメントをしてはいけない。特に新人の場合はその人の人生を変えてしまう可能性があるので、やるなら一緒に命がけだ！というくらいで引き受けなさいよ。と言われています。ある先輩は、命に別状が有るか無いかがプライオリテイのNo.1でそれ以外はどうにかなる！とか、色々教えてもらって現在まで来ましたが、今日のようにファンの方々にまで声援して頂けたのは、少しでも先輩方の言っていた方向に歩いているのかな？と思えました。さて、8月からは次のアーティストとの仕事！小田和正さん達から日本の宝とまで言われているボーカリストです！大きな宝石ですがもう一度磨き直してもっと光り輝く宝石にするのが僕の仕事！国宝級との仕事、腕が試されます。