X5570に続いてX5670も殻割りしてみた訳だが、Windowsユーザーはクロックアップなど冷却効果アップの為だと思うのでハンダで付いているCPUだと殻割りしてまで使用してもそれほど変わらないと思うが、Mac Pro2009デュアルモデル使っている人には重要な事だ。2009モデルは最高でX5570の2.93GHzという4Core8Threadを2つなので8Core16
Threadである。2010モデルからX56xxモデルの6Core12ThreadのCPUが乗っているモデルもある。前にも書いたが2009から最終モデルの2012まで基本的に変わりは無いのだが2009のデュアルモデルだけがHeatSpreaderを取り外しているCPUを採用している。見た目は同じようなCPUボードだが外してみると違いが判る。CPUダイに直接接触するプレートはヒートシンクとほぼ同じくらいの厚手の銅板とヒートパイプなどで作られていて冷却効果も良さそうだ。
2009シングルと2010モデルはCPU大きさと同じプレートを採用していて至って普通のCPUクーラーと同じだ(大きさは大きいけど)HeatSpreaderの付いていないXeonなどというものは販売されていないので2009購入時にBTOで選んでおくか中古を買って抜き取るぐらいしか手に入れる事は難しい。2010以降ならポン付だが中古市場でもいい値段で売られているので考え処である。2009のCPUクーラーの造りから考えるとX5690あたりの高速CPUでも全く問題無く冷却できそうなので2009が良いのだが裸のCPUは売っていない。なので2009ユーザーはSpreader付けたまま交換する人が多い。これだとヒートシンクを加工し(大した加工では無いが)ヒートシンクの締め付けなど苦労も多いようだ。
どちらにしてもファームウエアーを4.1から5.1に変更することは必須だ。
2009デュアルにポン付けするには殻割りすれば良いのだがリスクも伴うのでオリジナルのまま交換する人が多いというのも理解出来るしCPUのリセールにも有利だしね。
ハンダ付けされているCPUを殻割りするには、工具も必要だ。ヒートエアガン は必須。ネットで買えば3000円ぐらいで入手出来る。万力もあれば便利。これも2000円ぐらいだ。後は両刃のカミソリの刃とカッターの交換用の刃なので両方買っても500円ぐらいだ。コンパウンドも無ければピカールで良いので5000〜6000円で工具は揃う。あとはやる気だけだ!CPUも中古で値段も安くなってきたので5670で2個30000円以下で手に入るし5690でも50000円以下だろう。5670積んだモデルは中古でも20万以上の値段だ。2090モデルなら10万程度である。つまり13万から15万で2012モデルと同等以上のMac Proが出来あがる!10万+5万にメモリーを64G積んでも20万だ。グラフィックカードの速いの積んで25万程度。ここまでやれば100万オーバーのゴミ箱Mac Proの背中が見える!既に2009デュアル持ってるならもっと安い。さて、僕も次はX5690を殻割りするかな?
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ずっと更新してなかったので・・現在はこうなった。
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