2015年10月9日金曜日

4/3マイクロ・フォーサーズは思っていた以上に良い!

前にも書いているがデジタルカメラは大きい画像素子が良いというのはその通りで有る。CanonやNikonそしてSonyなどもフルサイズのカメラを出しているしもっと大きな素子を積んだカメラも有る。4000万画素オーバーの物も有り値段を気にしなければ買えば良い。
このクラスに対応出来るレンズで画質を考えると1本20万円前後は必要だ。なので普通はAPS-Cクラスのデジタル一眼になる。それでもEOS7DMarkIIクラスだとレンズも含めて20~30万は必要だから運動会レベルをメインにするとEOSキッスのレンズキットあたりがターゲットになると思う。デジタルカメラは画像素子も重要だが画像処理をするコンピューター的な物も実に重要だ。iPhoneのカメラはこの処理が実に上手い。さて、そうはいっても先ほども書いたレンズが最も重要なのは言うまでもない。フルサイズ高画素数の画像素子があっても光を取り込むレンズがダメなら高画質の画像は撮れない。さて4/3フォーサーズ及び4/3マイクロフォーサーズはどうだろうか?こちらの利点は規格が新しいと言うことが最大の利点だ。初めからデジタルで処理することを考えて作られた規格で有り、軽量コンパクトにして最高画質を得られるように専用設計したレンズを用意している。軽量コンパクトでも画質が悪ければ誰も買わない。フルサイズの半分の大きさの画像素子をあえて使うと言うことはデメリットも判っていながら造られた規格である。デジタル一眼レフでは無く全てミラーレスである。ここでも一眼レフで無いデメリットを判っている。オートフォーカスに関しては一眼レフが圧倒的に有利でありEFVファインダーのデメリットもある。一眼レフ機は既に完成された機械をフィルムの代わりに画像素子に変えただけの物であるのに対してミラーを排除しプリズムファインダーでは無く液晶ファインダーを使うという事は全て技術的に開発が大変にはなる。しかし、デジタル機器の進歩はこの差を詰めている。さらにレンズ性能も素子を4/3にしたことで小型軽量のレンズが設計できる。問題は大口径で明るいレンズと大型素子でないとボケを作ることが難しいと言うことだが、フィルム時代では無いので画像処理でも作り出すことは出来るが光学的には無理がある。
では、実際に使ってみてボケ感はダメかと言うとそんなことは無く充分綺麗にボケる!さらに僕が今まで使ってきたCanonやSONY、Nikonなどの一眼レフより画像が美しいとさえ思える。まあ、数十万円のレンズを使って無いので使えば美しいのかも知れないが、アマチュアカメラマンとしては普通数本のレンズを揃えて20万ぐらいが良いところだと思うとパナライカと言えども腐ってもライカ銘レンズ3本買っても20万で足りるというのは嬉しいし撮ってみると流石ライカ銘を冠したレンズだと感心する。つまり4/3の画像素子のデメリットは感じられないどころか一眼レフ中級機と普及レンズより綺麗に撮れてコンパクトなので財布にも体にも優しいと言うのがマイクロフォーサーズだと思う。デジタルの利点から進んできたフォーサーズ及びマイクロフォーサーズ規格は思っていたより素晴らしい物だと実感している。画像は最近手に入れたデジタル専用の第一号ライカ銘レンズ!デカイし重いし(マイクロフォーサーズレンズに比べてだが)オートフォーカスも遅いけど写りは素晴らしい。

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ずっと更新してなかったので・・現在はこうなった。

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