
NHKの高視聴率ドラマ「あまちゃん」で話題の(僕は観ていないが)久慈市に行ってきた。デラレコードが全面的にバックアップ支援する三陸鉄道支援コンサートということになっていて、入場料は三陸鉄道の復興に使われる。三陸鉄道もドラマの中に(名前は違うが)出てくるので実にタイムリーで話題の街に行ったことになる。週末はドラマ人気で大勢の観光客が訪れると聞いていたが土曜日でも人はまばらだった。気温も低く夕方になると寒いくらいで曇っていた土曜日は昼間でも涼しい気温。市役所の庭にはこれもドラマで人気の八重の桜が満開だった。往路は三沢からバスで入り(2時間掛かる)復路はスタッフ数名と久慈から森岡までバスで移動して(これも2時間掛かる)東北新幹線で帰京。久慈の会場となったアンバーホールは黒川紀章氏設計の近代的建築。街に溶け込む筈は無く箱物行政の馬鹿さ加減を見せつけられるような建物。ホール自体は良く作られた使いやすい舞台と舞台機構、及びホール管理のスタッフも良い感じの人々が働いていた。街は東北の港町にの縮図のようにシャッターが閉まった商店街やビルが多いがどの店にもドラマ「あまちゃん」のポスターが貼られてこの時を逃さないぞ!という気持ちは伝わってくるがドラマが終わった後でどのようにこの街を活性化するのか当然見えて来ない。タクシーの運転手さんも良い人達で街の人々のんびりとした人の良さそうな人々だった。一時期だけの盛りあがりに浮かれているようにも見えず、まあドラマが終わったら元の生活に戻ると言うことを知っているようでもあった。日本全国にこういう街が沢山有り、行政ももう少し頭使って未来を見据えてやっていかないとずっとこのままだ。
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