2013年5月30日木曜日

オーディオマニアとの違い?




B&W(Bowers &Wilkins)Nautilus 805というスピーカーを買ったが、このモデルは現在は廃番で、勿論中古で購入した。この後805Sという改良版が出てダイアモンドツイーターモデルが発売され、現行モデルは、B&W 805Dというダイアモンドツイーターモデルが最後である。Nautilusという名称も付いていない。さて、Nautilus 805をググってみると賛否両論、スピーカーの設置方法からスピーカーケーブル、アンプはこれでないと高音が五月蠅いとか低音が暴れるだのいろいろ書き込まれている。これからすると我が家のセッティングは最悪に近いセットらしい。僕がこの805を買った一番の理由はスタジオモニターだから買ったのだ。基本的にスタジオモニターは直接音を聞く為の物で部屋の響きがどうこうでは無いのだ。だから狭い日本の家には良いのだ。部屋の響きはスタジオ内で必要でコントロール・ルームはそれほど重要視されない。大型スピーカーを壁に埋め込んでいるほどだ。スタジオでのサブ・スピーカーのスタンダードはヤマハの10M通称10モニだがこれは音が素晴らしいから使っている訳では無い。その昔はオーラトーンという小さなスピーカーがどのスタジオにもあった。つまりどの家庭にもあるようなスピーカーでもバランスを取らないと違う物になってしまうからだ。大型スピーカーだけのミックスではどの家庭でも38センチウーハー(低音用)が必要になる。だからといってどんなスピーカーでも良いかというとそうでもなく、音の定位が良くて全体のバランスが取れていて大きなパワーが、というか高ダイナミックレンジの音に耐えられる物が必要だ。スタジオでは楽器をマイクで録ってミキサーから直接聞くのでCDのダイナミックレンジどころでは無く、小さく鳴らしてるようでも家庭だと大音量というぐらいで聴いている。これに耐えて無難な音を出せるのが10モニだったわけだ。なので凄くも無いが良いスピーカーではある。なので我が家にもあったわけだ。友人のキーボード・プレイヤーの竹田元(はじむ)君の家にもある。だが最近もう少し音楽的に聞こえるスピーカーが欲しかったので色々探していた。ヤフオクで TANNOIのスタジオ仕様が売っていたので考えていたら竹田君が買った。同軸2ウエイという低音スピーカーのセンターに
ツイーター(高音用)が付いている英国の代表的スピーカーだ。この良さは同じ所から高音と低音が出てくるので定位が良いという利点がある。竹田君もそろそろ10モニでは無く他の良いスピーカーを探していた。僕はこれと805と迷っていて805よりではあったが値段で躊躇していたが、竹田君がその TANNOI買ったので僕は805にした!汗)同じ英国製スピーカーではあるが TANNOIは昔からの名器。B&Wなんて新参者なのだ。 TANNOIの音は知っている。B&Wは知らなかったが前に書いたように聴いてしまっては買わざるを得なくなった。 TANNOIは優等生だがこちらはちょっとロックよりという感じかも知れない。 TANNOIでもB&Wでも10モニと聞き比べると音楽を聴かせてくれるのは10モニでは無いなぁと思ってしまう。まあ、値段の差はあるんだけどね。セットで定価5万のスピーカーに文句言っても始まらず、逆に5万でこれだけの物を造るヤマハは凄いと思う。画像はちょんまげホーンとケブラー繊維で出来たウーハー、ディンプルを刻んだバスレフ・ポート。

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ずっと更新してなかったので・・現在はこうなった。

ドローンを取り巻く環境は特に23区在住者の場合は相変わらず良くは無い。 航空法対象外のU199マビックミニも発売されたが結局飛ばせる場所は23区内は絶望的。旅行にもそれ程行かないし空撮目的で出掛けることも無いのでTinyWhoopに移行して90ミリ以下の機体で遊んでいる。さて、...